きものを「大事にする。」の意味。
物を大事にする方法は、2つの方法があると思います。
一つ目は、壷や陶器のように桐の箱に入れて押し入れ等に動かさないで置いて、大事にする方法。
二つ目は、女性のお肌のお手入れのように、お手入れをしながら大事にする方法
この二つ方法があります。
着物は、二つ目のお手入れをしながら大事にする方法を行う部類に属します。
ほとんどの方は、一つ目の押し入れ等に動かさないで置いて、大事にする意味を間違った保管をしており、そのしっぺ返しが、シミの発生、カビ等の発生であり、着物にとっては深刻な状態になっています。
お肌の手入れのように毎日と言いませんが、5年に1回は、たとう紙(文庫)交換を行い、新しい空気を着物に吸わせてあげるだけで、大きく着物の保管状況が変わります。