着物のお手入れについて

お手入れについて

日頃のお手入れ方法から、クリーニングの豆知識など、
着物を長く着続けられる知っておきたいポイントを、定期的に投稿していきます。

現代の生活スタイルに合ったお手入れ方法についてご紹介しています

2023/01/23

たとう紙(文庫)は必要?

「必要です。」 1 いくら和ダンスの中とはいえ、埃が被ります。埃から守るために必要です。 2 たとう紙なしで着物を畳んだ状態で入れると、出し入れの時等に皺が寄ります。皺をよりにく  くするためにも必要です。 3 最大の必 続きを読む

2023/01/10

着用後のよごれの有無について(無料サービス)

お着物の汚れが付く場所は、一般の洋服と違います。 短時間の着用で汚れが付く方もいれば、長時間着用してもほぼ汚れが付かない方もおられます。 当店では、着用後に汚れの有無を拝見させていただく「無料サービス」をしています。 汚 続きを読む

2023/01/09

「はたちのつどい」おめでとうございます。

「はたちのつどい」おめでとうございます。 当日、多くの晴れ着(振袖)を着た女性の方を拝見して、華やかな印象を持ちました。 御自身のお振袖、お母さま、お祖母様のお振袖を着用された方も多いと思いますが、着用されたお振袖をどの 続きを読む

2022/05/13

帯のカビによる臭いの除去について

袋帯の場合、行う処置によって臭いがどの程度まで軽減するのか、または除去できるかは、実際に行ってみなければわからないのが正直なところです。 カビの臭いがする原因として、帯の芯にカビが発生、増殖している場合が多く見受けられま 続きを読む

2022/05/12

ドライクリーニングとしみ抜きについて

基本的にドライクリーニングは、大量生産型のクリーニング処置です。 このため、安価で仕上がりますが、次の様なデメリットがあります。 ドライクリーニング機械によって、汚れが強い箇所、弱い箇所の区別なく画一的に処置されます。 続きを読む

2022/05/06

たとう紙(文庫)からのカビの転移について

単刀直入に言って、たとう紙(文庫)は消耗品です。 後生大事に使用するものではないと考えています。 なぜ、消耗品なのか。 たとう紙(文庫)にカビが発生するからです。 過去の生活スタイルのように、陰干しをする時に、たとう紙( 続きを読む

2022/05/06

たとう紙(文庫)の交換方法と保管方法。

本来は、陰干しのように着物を開き、風を通して、たたみ、たとう紙(文庫)に入れるのが基本ですが、現在の生活スタイルに合わなくなってきています。   このため、当店では次の方法を推奨しています。 お天気の良い、湿度 続きを読む

2022/05/06

たとう紙(文庫)の交換時期

お客様とのお話の中、たとう紙(文庫)についてお話しすることがあります。 たとう紙(文庫)に一番早くカビが発生した方は、たとう紙(文庫)交換後3年位経過です。 大まかに、7年から8年目くらいから発生してくることが経験上分か 続きを読む

2022/05/06

きものを「大事にする。」の意味。

物を大事にする方法は、2つの方法があると思います。 一つ目は、壷や陶器のように桐の箱に入れて押し入れ等に動かさないで置いて、大事にする方法。 二つ目は、女性のお肌のお手入れのように、お手入れをしながら大事にする方法 この 続きを読む