たとう紙(文庫)の交換方法と保管方法。
本来は、陰干しのように着物を開き、風を通して、たたみ、たとう紙(文庫)に入れるのが基本ですが、現在の生活スタイルに合わなくなってきています。
このため、当店では次の方法を推奨しています。
お天気の良い、湿度の低い日に、風通しの良い部屋で
1 着物をたとう紙(文庫)から出す。
2 新品のたとう紙(文庫)に移し替える。
3 移し替えた後、着物の端の方から内側を覗く。(全体的に広げるのがベストですが、後のたたむ事が負担になります。)
覗くときできるだけ、新鮮な空気を入れてください。
以上です。
内側を覗くだけなので、たたみ直す必要がありませんのでお手軽がるです。
注意点は、新しいたとう紙(文庫)に入れ替えることです。
5年前、10年前に購入した使用していない、たとう紙(文庫)ではありません。
購入が5年前、10年前とは、5年前、10年前の物であって、新しいたとう紙(文庫)ではありませんので、その過去のたとう紙(文庫)の使用はナンセンスだと思います。